お客様のお悩みナンバー2の質問です。 特にこれを使え!みたいな事は無いのですが、やはり垂れ幕の目的に合った書体を使うことが大事だと思います。
やはり王道の角ゴシック
角があるので角ゴシック。
イメージは誠実・真面目でしょうか。多くの見出しや本文等で使われている書体です。太い角ゴシックはタイトルや目立たせたい文章で使用。細い角ゴシックは本文で使うと良いでしょう。
角ゴシックと言ってもウェイトや形も色々。昔ながらのスタイルを持った角ゴシックもあれば現在風に整ったスマートな角ゴシックもあります。
標識でも使われている丸ゴシック
角が丸いので丸ゴシックなわけですが、なぜか標識で使われています。理由は知りません。イメージは温和・優しさでしょうか。
公共施設の案内板の説明文等で使われている事が多い書体です。癖の無い形なので見出しから本文まで、色々な場面で使われています。優しいイメージがあるので、注意書き等のタイトルには向いてないかもしれません。
中国からやってきた明朝体
元々の元祖は楷書体だと言われているようです。そこから変形して明朝体へ。イメージは信頼・高級感でしょうか。
様々な印刷物、新聞や雑誌等で使われている書体です。最近ではアニメのヱヴァンゲリヲンでデカデカと使われたりするので見出しに使ってもインパクトがあって良い感じがします。
その他の書体1
ここからは、使いどころが難しい書体です。滅多に使うことのない書体ですが、商売によっては効果的に使えばバッチリでしょう。
可愛らしい雰囲気を出したければPOP体。応援用の膜を作りたければ墨痕鮮やかな墨文字もOK。顧客が女子高生ならギャルな丸文字も良いでしょう。
その他の書体2
もはや使いどころが解らない書体です(笑)かろうじて相撲文字は居酒屋さんのメニューあたりに使えそうな感じです。間違っても印影文字を看板に使わない方が賢明です。ご商売がお化け屋敷なら別ですが(笑)
さぁ、いかがでしたでしょうか。当社のパソコンには、まだまだ多数の書体がインストールされていますが、使わない書体が大半です。一応用心のためインストールしてますが、ほぼ使いません。やはりメインは角ゴシック・丸ゴシック・明朝体となります。奇をてらった物よりも、やはりここは王道で言った方が無難なような気もします。ではでは、皆様も実際に使ってデザインしてみて下さい。
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