パソコンでデータを作成後、プリントサーバーにデータを送ります。データを受け取ったプリントサーバーは、RIPと言うソフトを介してプリンターにデータを送ります。このRIPのおかげで小さな写真を拡大しても綺麗にプリントすることができます。
プリントが終了したターポリンを縫製作業へとまわします。右の写真はウェルダーと言う機械を使って溶着している作業風景です。高周波ですので気をつけないと感電します(怖)このウェルダーのおかげで大きなターポリン幕も製作することができます。つなぎ目はギザギザになりますが、ほとんど気になりません。
四方を工業用ミシンで縫製していきます。このとき強度を増すために周囲にロープを一緒に縫いこんでいきます。工業用ミシンのパワーは分厚いターポリン生地をものともせず縫っていきます。この後ターポリン生地を折り返して2重にしてイッキに縫っていきます。これにより最高の強度をもたせます。
縫製が終了したターポリン幕に裏側からハトメの位置を記していきます。当店ではハトメの間隔にもこだわりを持ってキッチリ測っております。上の画像とフチの部分を見比べてください。ちゃんと折り返されて縫製されているのが分かると思います。特に負荷がかかる四隅は3重にして最高の強度をもたせております。
ポンチと言う工具を使ってハトメ用の穴を開けて一箇所一箇所、丁寧にハトメを付けて行きます。取り付けをしたときに一番負荷がかかる部分なので特に丁寧に作業する箇所の一つです。
完成です!このように1枚1枚心を込めて丁寧に仕上げております。
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